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産廃ダイコー(愛知)が行っていた業務内容とは!? [社会]

「CoCo壱番屋」(愛知県一宮市)の廃棄カツが横流しされ、スーパーで販売された問題で
産廃業者ダイコー(愛知県稲沢市)に注目が集まっている。

壱番屋がダイコーに処分を委託したビーフカツ、チキンカツ、ロースカツ、メンチカツの4品目で10万3800枚に上るという。

産廃ダイコーが横流ししていた廃棄食品は他にも存在しているが
一体、この会社はどのような業務をしていたのだろうか!?



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ダイコーは1978年に設立された。
愛知県によると、1996年から廃棄物処分を始めているが
2014年度は2200トンの食品廃棄を受託している。

廃棄物はすべて堆肥にしていると報告していたが、実際は転売を行っていた。
壱番屋は既にダイコーとの産廃契約打ち切りを決定している。

今回、ダイコーは食品関連業者「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)に
壱番屋の廃棄カツを含む別の廃棄食品も転売しており、
みのりフーズは箱を詰め替えてスーパーや弁当屋に納品していた。

この結果、壱番屋の廃棄カツ以外に以下の食品が108品目あることが判明した。


横流しされたと分かった主な食品

[新月] マルコメみそ
[新月]「日本生活協同組合連合会」のマグロ
[新月]「ニチレイフーズ」のフライドポテトと今川焼き 
[新月]「協同乳業」のデザート 
[新月]「高梨乳業」のチーズ 
[新月]「ニッセン」のサツマイモの総菜
[新月]「イオン」のソーセージとタケノコの総菜 

この他、セブン&アイ・ホールディングスとローソンが
みのりフーズで見つかった廃棄食品と同じものダイコーに委託したことも判明した。

みのりフーズはこれらの産廃食品のほとんどをダイコーから仕入れており
岐阜県はダイコーの取引先などを調査中である。

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産廃ダイコー(愛知)が行っていた業務内容とは!?


愛知県警が、廃棄物処理法違反の疑いでダイコーを家宅捜査した際、
ダイコーは「横流しは初めて行った」と弁解していたが
みのりフーズの経営者は数年前から仕入れていた。と説明。

これまでも、みのり経営者はダイコーからこれらの横流しを公にしないことや
帳簿はつけず、ダンボールは詰め替えるよう指示されていたという。

産廃業者への委託料は1トン当たり約1万2000円だという。
ダイコーは委託料を丸々受け取り、原価ゼロの商品を転売するという
濡れ手に粟の商売を行っていたことになる。

ダイコーの財政状況は火の車で、14年8月期は売上高4億5500万に対し
最終利益はたったの150万円とのことだ。

ダイコーの会長は警察に対し、廃棄物処理の証明書に虚偽の記載をしたことを
認め、「法律違反をしたことは悪かった。」などと説明しているという。

今回の産廃食品問題は、ダイコー、みのりだけで行われていたのか
氷山の一角で、食品流通業界で常態化しているものなのだろうか?

まだ、余波は収まる気配はなさそうだ。



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