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北朝鮮のミサイルはなぜダメなのか?金正恩体制崩壊の予兆!? [国際]

2月16日、北朝鮮は金正恩第1書記の父、金正日総書記の誕生日を迎えた。

祝賀ムードの中、人工衛星の打ち上げと称するミサイル発射の成果を
アピールしている。

国営テレビでは、誕生日を祝う大会の様子を2月15日夜から繰り返し放送し
人工衛星の打ち上げが金正日氏の誕生日を輝かしく飾っていると強調した。

北朝鮮のミサイル発射理由は何なのだろうか!?



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北朝鮮は故金正日(キム・ジョンイル)総書記の生誕74年を迎え金総書記を
たたえるとともに、息子の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に対する忠誠を促した。

そして労働新聞は1面に金正日氏の写真を大きく掲載した。

記事は金正日氏の最大の業績は権力の継承問題を完璧に解決したこととして
金第1書記の指導者としての正統性を主張した。

中国の北朝鮮国境の町でも、核実験やミサイル発射を祝う市民の声が聞かれた。

「将軍様(金正日氏)を恋しく思う。水爆、人工衛星の打ち上げに誇りを感じる。」
(北朝鮮市民)

一方、韓国では朴槿恵大統領が国会で演説し、制裁強化の考えを示した。

朴大統領「北朝鮮と共同運営していた開城工業団地の操業中断は、
今後、国際社会と共にとっていく制裁措置の始まりに過ぎない。」

国連安保理での北朝鮮に対する制裁決議の議論が前進していないことを念頭に

「国際社会の制裁に依存してはならない。」と強調し、独自制裁をとる考えを明らかにした。


北朝鮮はなぜ、人工衛星を打ち上げてはいけないのか?

人工衛星を打ち上げるロケットは、
弾頭を載せて兵器として使われれば弾道ミサイルになる為
ロケットとミサイルの開発は表裏一体となる。

北朝鮮は長距離弾道ミサイルの発射実験を繰り返してきた為
国連安全保障理事会の制裁決議で、弾道ミサイルの開発や、弾道ミサイルの技術を使った
飛行体の発射を禁じられている。

2012年12月、北朝鮮は人工衛星の打ち上げ名目で3段式のロケット銀河3号を発射したが
構造は長距離弾道ミサイル、テポドン2号と似ていて、1段目のエンジンは
中距離弾道ミサイル ノドンのエンジンを束ねたものだった。


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【北朝鮮のミサイルはなぜダメなのか?金正恩体制崩壊の予兆!?】


今回も同じミサイルを発射するのか?

発射する方向などは同じだが、飛距離が長くなる可能性もある。
北朝鮮は北西部・東倉里にある発射台を長くする工事を終えている。


なぜ今、人工衛星を打ち上げるのか?

金正恩第1書記の「実績」づくりの一環と見られており
今年5月には36年ぶりの労働党大会が開かれるから、その前に国威発揚を図る必要もある。

金正恩体制はこれまで人工衛星打ち上げを故金日成主席の誕生日など記念日前にしてきた。

今回も2月16日の故金正日総書記の誕生日を意識しているのは間違いなさそうだ。

しかも、北朝鮮は米国に対し、平和協定の締結を求めている。
大陸間弾道ミサイル(ICBM)に利用できるロケット技術を誇示し、
対米交渉のカードにする狙いもあるとみられる。


2015年もミサイルや人工衛星を打ち上げるのではないかという話があったが?

北朝鮮は2015年10月の労働党創建記念日に合わせた打ち上げを示唆していた。
見送った背景として、技術的問題や中国の影響力行使が指摘されている。


北朝鮮への対応は今回も中国頼みなのか?

中国は「労働党大会に高官を派遣して祝うからミサイル発射は自制をするようにと
働き掛けるかもしれないが、可能性は低いだろう。


北朝鮮、金正恩体制の暴走は一体いつまで続くのだろうか!?



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